思い立ったが吉日！お遍路に行く日を決めるコツ

「お遍路に行きたい！」と思ったら、思い立ったが吉日。お寺は年中無休。いつでも行けるのが、お遍路の魅力でもあります。
とはいえ、お遍路がしやすい季節とそうではない季節が、あるにはあります。

また、「区切り打ち」なら、土日祝日よりも平日のほうが落ち着いて廻れたりもします。ここでは、出発日の選び方のコツをご紹介しましょう。

ご想像通り、春か秋の方がお遍路をするには楽です。暑すぎず寒すぎず、歩きお遍路をする方はとくに、この時期の方が快適に過ごせます。

ただ、うつ女子の場合、思い立ったが吉日です。毎日毎日のうつうつとした気持ちの中で、お遍路に行ってみようと思えたなら、それは即行動するべきときです。

通しで88か寺を回るなら、確かに夏や冬を選ぶべきではありませんが、区切り打ちなら、話は別です。

うつ女子におすすめなのは、いきなり通しでお遍路をするよりも、区切り打ちの方がおすすめです（お試しというのも仏様に失礼な話ですが・・）

あれくらい平坦な道の上に、お寺とお寺の間の距離が短いことを考えると夏でも冬でも、ひどい苦労は味わいません。

最初の1ステップは、行きたいと思えたときでＯＫ。

ただ、2泊３泊する場合は別です。
8番札所あたりから、徐々に山道にさしかかります。最初に、「おっと〜？！」と思うのは第10番札所です。
ここで初めて、結構な坂道に遭遇します。そこから、先の1２番焼山寺はお遍路ころがしで有名なお寺です。真冬は雪が降り積もりますから、これはほぼ無理と考えて冬だけは避けた方が無難です。

お遍路に行くなら、出来れば土日祝日は避けた方が楽に廻れます。

土日祝日は、お遍路ツアーが多いので、大型バスから降り立つお遍路の人でいっぱいです。

本堂も大師堂も込み合いますし、とくに困るのが「納経所」でのご朱印待ちです。

ツアーのお客さんは30人〜40人レベルで訪問しますから、納経所の待ち時間はかなりのもの。ツアーコンダクターの方が、ツアー客全員の納経書を持って並んでいますから大変です。

人が多すぎると落ち着かないので、できるなら平日にスタートする方が無難です。

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