四国お遍路|「車お遍路」の難所はどこ?〜徳島県〜

車お遍路〜徳島の難所〜

四国お遍路|「車お遍路」の難所はどこ?徳島県の場合

歩きお遍路と比べると格段に楽とはいえ、「車お遍路」の場合も、結構な難所がいくつかあります。とはいえ、難所の大半は、山道にあります。

 

急こう配の坂道が続く「山間部の札所」は、運転技術に問題があると、かなり危険です。車1台しか通れないような箇所がいくつかあり、対向車が来ると、どちらかが後進して道を譲る必要もあります。

 

また、山間部は天気も変わりやすく、曇りや雨の日になると、木々が生い茂っている山道は薄暗くなる上、霧が出て、数メートル先も見えなくなることも。

 

車お遍路がおすすめできないケース

 

・運転技術に自信がない方
・車の運転の経験年数が少ない方
・山道の運転経験が少ない方
・道を譲る際の後進が苦手な方。
・縦列駐車ができない方
・大型車の方

 

ここでは、徳島県内の「車遍路」の難所をご紹介します。


@11番⇒12番焼山寺への道

お遍路に行くと、「こんな入り口から?!」という道路を通ります。徳島で、一番最初に驚くのは、12番「焼山寺」への道。

 

昔から、「お遍路ころがし」と言われる工程ですが、道路を通る「車遍路」でも、1、2を争う難所です。

 

道中、かなりの急こう配。しかも、途中から車1台しか通れない道がたくさん出てきます。上りもそうですが、下りは特に、ギアチェンジしないと加速しすぎて危ない道です。
運転技術に自信がない方は、車遍路そのものをやめた方が無難です。

 

道中、途中で、なんと集落に出ますが、そこを通過しても、また厳しい道が続きます。周囲の木々の影ができるので、曇りの日や雨の日は薄暗くなり、対向車が来る危険性を考えると、昼間でもヘッドライトをつけて通行するのがおすすめです。

 

管理人の場合は、山頂近くまで登ったときに、雨が降り始め、しかも、霧が出て、数メートル先が見えない状況になりました。微速で進みましたが、思わず「光明真言」を唱えるほど、かなりドキドキします。上りも下りも、全く気が抜けません。

 

なんと、この道中をYOUTUBEで動画公開している方がいます。ご参照ください。

 


A19番⇒20番鶴林寺への道

お遍路転がし2つめの札所「鶴林寺」への道も、かなりのものです。狭い山間部の道路を、ひたすら登ります。
ただ、焼山寺を経験すると、ここは若干マシに感じます。

 

大型バスから見た「鶴林寺への道」の動画です。大型バスが通れるくらいですから、ましなのが分かりますが、普通の道路でないことだけは確かです。

 


B20番⇒21番「太龍寺」ロープウェイ駅までの道

「太龍寺」もお遍路ころがしの難所ですが、今はロープウェイで登る札所です。そう思って、すっかり油断していると、ロープウエイ駅までの道に驚きます。

 

最初は、広い道路なんですが、途中から1車線しかありません。つまり、対向車が来るとどちらかが譲るということです。うっかりしていると、正面衝突しますから要注意。

 

しかも、行きは左手が川で、ガードレールの横は崖です。ちょっと間違うと、転落してしまいます。ここもかなりな難所です。

 

ここも動画で公開している方がいます。映像で見るより、実際の道は狭く感じます。問題の1車線川沿いの道は、動画の最後の方に出てきます。

 

徳島県内の難所は、この3か所ですが、私見ですが、「運転が荒い地元の方々」が多い印象です。とくに、徳島市内以外のエリアは、一般道の制限速度を大幅に上回った速度の車が多いです。(時速100キロ近く出てると思います)対向車線に出て「追い抜き」をする車も少なくありません。とくに、安全運転を心がけたほうが安心なエリアです。


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